ライフセービング関連グッズを企画販売している、日本におけるパイオニア的な存在。スターオブライフをロゴマークに掲げ、ユニフォーム製作やライセンス事業を行い、様々なアイテムを通して水辺の事故防止を積極的に推進されています。地元で開催される人命救助・水辺の教育イベントにも多数支援しており、地域の安全を担っている企業です。

https://www.guard1997.com/

器材

【ライフガードチューブ】

ライフガードチューブは、ライフセーバーがパトロールをする際、最も活用の幅がある器材です。素材に高品質発泡ウレタンを使用している為、溺れた方を十分に確保出来る浮力があり且つ遊泳者が多くいる海水浴場の砕波帯(ブレイクエリア)においても安全に携行できる特徴があります。
流されてしまった遊泳者を安全な位置まで戻す安全移送で頻回に使われ、リップカレント内や沖合で使用する際は、ライフセーバーが足ヒレを装着してライフガードチューブを活用する時もあります。

【レスキューボード】

レスキューボードは、大人10人が掴まっても沈まない浮力があり、要救助者のところへ一早く向かう事が出来る代表的な水難救助器材の1つです。救助時に有効なストラップが両サイドに付いている為、溺者を素早く乗せる事も出来、トレーニングを積めば荒波でも使用する事が出来ます。ただし、遊泳者が多くいる場合は逆に遊泳者を傷つける恐れもある為、状況に応じた使用が求められます。3.2m程の大きさがあり、遊泳者や競技者からも目立つ為、トライアスロンやオープンウォータースイム等のイベントパトロールとしても活用されます。また、PWC(水上オートバイ)などと違って動力を持たない為、排気ガスもなく、競技者に近寄れる利点も特徴です。

装備

【陸上では】

【水上・水中では】

ラッシュガードの紹介

西浜SLSCが主催する海での講習会では、安全面確保のためオレンジ色のラッシュガードを着用しています。ジュニアユース事業ではピンク色など、日焼け防止と視認性の確保は大切なポイントとなっています。

エマージェンシーフロートの紹介

近年、オープンウォータースイム(OWS)は大変人気です。プールとはまた異なる魅力がありますが、江の島周辺海域はマリンレジャーが盛んであり、PWC(水上オートバイ)やレジャーボートと、オープンウォータースイマーとの衝突事故が危惧されております。
少し沖合を一人で泳ぐ場合、このエマージェンシーフロートを装着すれば、

  1. いざという時の浮力体になる。(浮いて待て)
  2. 視認性に優れ、海面から視線が低くて遠くを見渡せない水上オートバイからも発見され易くなる。
  3. 貴重品も入れられる。

という、非常に有効なグッズです。
フロートを装着できない場合でも、発色性の高いラッシュガード等のウェアやキャップを着用し、海の色と同化しづらくする事が推奨されます。事故防止に配意した上で、オープンウォータースイムを楽しんでいただきたいです。

*エマージェンシーフロートは、いざという時に補助する為のもので、救命器具ではありません。使用する際は、説明書に従ってご使用下さい。