10/7・8 片瀬西浜海岸に於いて第43回全日本ライフセービング選手権大会が行われました。

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私事ですが、今回で20回目の出場。

本題の結果ですが、本当に自分でも信じがたい、そして受け入れがたい結果で
本戦2次予選(準々決勝)で敗退してしまいました…。

敗退要因は最も自分が理解しており、本音を言えば悔しさは隠せません。

そして、我々西浜サーフライフセービングクラブの総合成績も総合5位。
これまで12回の総合優勝、2回の3連覇、昨年の総合2位

今回は1年間、すべての活動に於いてチーム一丸となって取り組んできた西浜ですが、
今大会にその総合優勝という目標を残すことはできませんでした。

 

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総合優勝を果たしたのは12年間悔しい想いをし、悔しさをあらわにせず努力をし続けていた湯河原ライフセービングクラブ。その実力が素晴らしい結果になったのかと思います。湯河原ライフセービングクラブの皆さま、おめでとうございます!

 

 

“ビーチフラッグス”

今回の全日本選手権、ビーチフラッグス競技には大きな歴史が刻まれました。
1998年から私の「ライフセービング道」が始まりましたが、その間で全日本選手権を学生で制した選手はわずか5名。
97年  青木大輔(日体大4年)
98年  小泉太郎(東海大3年)
2001年 猪爪賢史(日体大4年)
2012年 竹澤康輝(国際武道大3年)
そして、2017年北田尚輝(杏林大学3年)

学生が主体となるライフセービング活動が、徐々に徐々に社会人が続けていくようになり、多くの社会人ライフセーバーが増えてきた時代でした。
単なる学生時代の部活動として終わるのではなくそれは海外のように生涯に渡りライフセービングが全国に根付いていくという意味でもとても意味のあること。

そして、その一方で日本の文化としては、ほとんどの海は学生が中心となり、夏休みを利用して、その一日一日の海の安全を守っているということは変わりません。
だから、その前後に開催されるライフセービング競技会に於いて、最も戦力となる学生の救助力、競技力が強化されることは、決して私にとってもネガティブなことではなく、ポジティブな結果なのです。

また、それに負けじと我々社会人が刺激を受け、更に力を付けていく、更には近年急激に増加してきている、ジュニアユース世代にも大学生の活躍は大きな夢を与えるのだと思います。

98年私が19歳の時。
その姿を見せてくれたのは90年代に大きくライフセービング界を牽引してくださった多くの先輩方でした。
私もその刺激と多くの学びを受けた一人。

その姿を今は今の学生、社会人と幅広い年齢層が
彼ら若い世代に見せていくこと。

それはとても大切なのかなと思います。

最後に10年近くサポートいただいているハンドアンドサム治療院様
大会前にはカラダのケアや動作分析などのアドバイスを受け、ほぼ40歳近いこのカラダをベストな状態に仕上げてくださいました!
ハンドアンドサム治療院様、誠にありがとうございます!

 

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そして、オフィシャル、スタッフを始め大会を運営してくださった皆様
応援してくださった皆様

全ての皆さまに感謝申し上げます!

誠にありがとうございました!

これからも植木はこの「ライフセービング道」走り続けますよ。
今後ともよろしくお願い致します!

 

 

植木将人